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ECサイトの構築に掛かる費用はいくら?見積もりの相場やケース事例

ECサイトの構築に掛かる費用はいくら?見積もりの相場やケース事例

クラレボ編集部
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今回は、ECサイト構築にどのくらい費用が掛かるのか、見積もりの相場やケース事例をご紹介していきます。

ECサイト構築に掛かる費用は、サイトの規模や要件によって大きく異なります。例えるなら、オーダーメイドの注文住宅を建てるようなもの。小さなプレハブ小屋を建てる場合と、四階建ての豪邸を建てる場合とでは、費用もまったく違いますよね。それと同じで、ECサイトの構築も、どんなサイトを作るかによって変わってきます。

そこで今回は、こうしたECサイトの構築費用について、仕組みから相場の料金、どんなケースでどのくらいの予算が掛かるのか、といった具体的な情報をご紹介していきます。あくまで参考のひとつとして、ご覧頂ければと思います。

ECサイトに掛かる費用とは?構築費・運用費

まずは、ECサイトの費用の種類について整理しておきましょう。ECサイトの費用といっても、実際には、大きく分けて「構築費」と「運用費」があります。

簡単に言ってしまえば、「構築費」はサイトを作る段階で発生する費用、そして「運用費」は、サイトを運用していく上で必要となる費用です。

実際のお店に例えれば、「構築費」は、お店の建物を建てたり、買い物カートやPOSレジ、什器などの備品を開店前に揃えるための費用です。そして「運用費」は、店員さんの人件費、お店の光熱水道費や、クレジットの決済手数料など、お店を運営していくにあたって掛かる費用です。

ECサイトも実際の店舗と同じように、作る時には「構築費」が、そして作った後の運営には「運用費」が発生します。

今回は、まずECサイトの構築に掛かる費用、つまりECサイトを作る時に掛かる費用に注目していきましょう。

ECサイト構築の費用はどう決まるのか

次に、ECサイト構築の費用がどうやって決まるのか、その仕組みを解説していきます。

ECサイトの構築に掛かる費用は、次のような要素によって決まっていきます。

  • どうやって作るか
  • どんな機能を持たせるか
  • サイトの規模(ページ数)
  • デザインやブランディングのこだわり

こうした要素について、まず簡単にご説明していきましょう。

1:どうやってECサイトを作るか

建築物の建て方にいろいろな工法があるように、サイト構築にも様々な方法があります。一般的に想像されるのは、ゼロからひとつひとつ作っていく「フルスクラッチ開発」と呼ばれる手法でしょう。ですがこれ以外にも、WEBサイトを構築するためのITツールを使って構築する方法もあります。

たとえば有名なサイト構築用のITツールとしては、Wordpress、WIXなどがあります。また、ECサイトを構築できるツールとしては、STORES、BASE、Shopifyなどがあります。

こうしたツールも現代では充実しているため、ほとんどのケースでは、ゼロからフルスクラッチ開発でサイトを構築する必要はありません。サイト構築用のITツールを使って構築していくことが一般的と考えて良いでしょう。

  • ゼロからサイトを作る「フルスクラッチ開発」…数百~千万単位の予算が必要だが、自由度が高い
  • サイト構築用のITツールを使う…比較的安価に作ることもでき、必要十分なサイトが構築できる

2:どんな機能を持たせるか

ECサイト構築の予算を大きく左右する要素のひとつが、「どんな機能を持たせるか」です。基本的な機能として、商品登録、お届け先情報の入力フォーム、決済機能、お問合せフォーム、ショップブログ、SNSシェアなどがあります。こうした基本機能に加えて、

  • 口コミ投稿
  • ユーザーによる★評価
  • 会員ログイン
  • 会員限定クーポン
  • お友達紹介キャンペーン
  • メールマーケティング機能(メール自動送信など)
  • カゴ落ち防止機能
  • アクセス解析機能
  • WEBマーケティング機能

…といった拡張的な機能を加えていくと、機能数や実装の複雑さなどによって費用が加算していくことが通常です。

実際には、ECサイト構築ツールによっては、こうした拡張機能が「アプリ」という形で簡単に追加できるように用意されているものもあります。たとえばShopifyであれば、豊富な「Shopifyアプリ」により、さまざまな拡張機能を追加しやすくなっています。ただし、こうした「アプリ」を使う場合も費用が掛からないわけではなく、有料アプリの場合は追加費用が発生します。また、設定やカスタマイズなどを外注する場合も、その費用が掛かります。

3:サイトの規模

一般的なサイト構築では、サイトの規模(ページ数)によっても構築費用が大きく変わります。トップページ+下層ページを何ページ作るかによって、ページ単価で費用が変わります。

ECサイトの場合、初期構築の段階で下層ページを大量に作り込むというより、運用しながら商品を追加したり、ブログ記事を追加したり、といった形になることが多いでしょう。そのため、初期構築の段階で大量の商品ページを作るか、それとも初期構築ではほとんど商品ページを作らず、運用しながら随時追加していくか、といった運用方針によっても変わってきます。

4:デザインやブランディングのこだわり

デザインやブランディングは、お客様の利用体験を大きく左右する要素です。しっかりと作り込むことが理想ですが、現実にはここも予算と相談になる要素です。

たとえば、一流のWEBデザイナーやデザイン事務所に依頼し、細部にわたるまで綿密なデザインを施す場合と、テンプレートをもとに簡易的なカスタマイズを施す場合とでは、費用も工数も大きく変わってきます。

他にもさまざまな要素でECサイト構築の費用は変わる

このほかにも、さまざまな要素でECサイト構築の費用は変わります。制作会社によっても違いがあるほか、構築だけを依頼するのか、構築後の運用や保守サポートまで依頼するのか、といったプランによっても変わるでしょう。

従ってECサイト構築の費用はケース・バイ・ケースとなることが多く、一概に「いくらでできる」とは言えない難しさがあります。

ECサイト構築の費用の内訳と料金の相場

それでは次に、もう少し具体的に見ていきましょう。ECサイト構築には、具体的にどんな費用が掛かるのか、いくら程度の料金が相場になるのか、一般的な例をご紹介していきます。

ECサイト構築に掛かる費用の内訳

ECサイトの構築に掛かる費用は、主に以下のような内訳となります。

コンサルティング費 0円~30万円
ドメイン、サーバーなど関連費 3万円~500万円以上
クラウドサービス(ITツール等)導入費 10万円~50万円
デザイン費 20万円~100万円以上
機能実装費 0万円~500万円以上
コンテンツ企画・構成費 0万円~30万円
トップページ、ランディングページ制作費 5万円~20万円(×ページ数)
下層ページ制作費 1万円~3万円(×ページ数)
進行管理費 サイト制作費の20~30%程度

こうした内訳について、簡単に見ていきましょう。

コンサルティング費 0円~30万円程度

ECサイトの構築にあたって、どんなサイトを作れば良いのか、どんな機能が必要なのかなど、専門的なアドバイスを受けるための費用です。サイト構築の前段階にあたる、マーケティング戦略の部分になることが多いでしょう。

ここでしっかりとヒアリングを行ってもらい、現実的で具体的な戦略を策定することで、「ではその目標を達成するために、どのようなサイトが必要になるか」といったプランニング(企画・構成)を行い、その実現に必要な要件定義へと進んでいきます。

一方で、最低限のECサイトであれば、特にコンサルティングを行う必要もないケースもあります。その場合、コンサルティング費も発生しません。

ドメイン、サーバーなど関連費 3万円~500万円以上

ECサイトのドメインやサーバーなど、インフラ部分の設定に関する作業費用です。サイトの機能や規模、ドメインの価格などによって大きく変わりますが、具体的には、サーバー設定費、サーバー利用費、ドメイン取得費、SSLなどセキュリティに関する初期費用などが含まれます。

金額に幅があるのは、以下のような理由によるものです。

  • 自社サーバーかレンタルサーバーか、もしくはサーバー自体が必要ないクラウドサービスを利用するか
  • ファイル容量や通信速度など必要な性能の違い
  • 取得するドメインの価格の違い

こうした要件によって金額の幅は大きく変わります。ここでは便宜上、3万円~500万円としましたが、高性能なサーバーを導入したり、高額なドメインを取得する場合などは、さらに数千万円単位まで費用が跳ね上がる場合もあります。

クラウドサービス(ITツール等)導入費 10万円~50万円

Shopify、STORES、BASEなどのクラウドサービスを使ってECサイトを構築する場合、サーバー関連費は必要ありません。かわって必要になるのが、クラウドサービスの導入費用です。

初期費用の掛からないクラウドサービスを選び、初期設定も自社で行うのであれば、この部分の費用は節約できます。ただし現実には、デザインや追加機能の実装といった必要性もあるため、クラウドサービス導入費をまったく0円に収めることは現実的ではありません。念のため、少なくとも10万円程度は見ておいたほうが良いでしょう。

デザイン費 20万円~100万円以上

WEBサイトのデザインに関する費用です。レイアウト、カラーリング、ロゴ制作、バナー制作など様々な工程があります。どんな制作物が何点必要なのか、といった部分や、デザインを施すページ数などによっても費用は変わります。

機能実装費 0万円~500万円以上

ECサイトにさまざまな機能を実装する費用です。商品登録、在庫管理、送料などの自動計算、お届け先入力フォーム、顧客情報管理、決済などの基本的な機能実装だけで考えても、フルスクラッチ開発であれば500万円以上は掛かる可能性があります。

一方、これらがECサイトの基本機能が予め備えられている、Shopifyなどのクラウドサービスを利用すれば、こうした機能実装費は、最低限のECサイトであれば不要になります。ただし、追加機能(アプリ)を利用する場合は、それらの費用が別途発生しますが、フルスクラッチ開発ほどの金額になることは稀でしょう。

コンテンツ企画・構成費 0万円~30万円

商品ページと決済機能だけでは、ECサイトの売上は期待できません。お客様を集めるためにも、そしてオンライン・ショッピングを便利に、楽しく、そして安心して行って頂き、リピーターになってもらうためにも、さまざまなコンテンツが必要になります。

たとえば、お店の顔となるトップページは、どのような構成にするか。季節性の商品であれば、どのように季節感を演出していくか。商品やブランドの魅力を、どうやって表現し、お客様にアピールするか。そうした役割を担うコンテンツを、企画・構成するための費用です。

この部分も実際にはケース・バイ・ケースで大きく差が生じます。たくさんの商品を取り扱う大規模なECサイトであれば、さらに費用が高くなるケースもあります。一方、まずはトップページと商品ページのみで最低限でスタートしたい場合などは、追加のコンテンツは不要として、企画・構成費が掛からないパターンもあります。

トップページ・ランディングページ制作費 5万円~20万円(×ページ数)

トップページやランディングページは、売上に直結する、極めて重要なページです。ECサイトの心臓部と言っても良いでしょう。他のページとは異なる、特別なデザインやレイアウト、機能、そして演出が必要になります。高度なページ制作となるため、費用も相応に掛かります。

一般的な相場として、トップページまたはランディングページの制作費は、1ページあたり少なくとも5万円、高額なケースでは20万円程度と考えて良いでしょう。

下層ページ制作費 1万円~3万円(×ページ数)

トップページやランディングページ以外の、商品ページやフリーページなどの制作費です。こちらは1ページあたり1万円~3万円程度が相場になります。

ECサイトの場合、構築時に商品ページのひな型を2~3パターン用意しておき、それを使って運用しながら商品の追加などを行っていくことが多くなるでしょう。

進行管理費(ディレクション費) サイト制作費の20~30%程度

ECサイト構築の進行管理を行うための費用です。サイト構築には、エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなど、さまざまな専門家が関わります。そのため、チームとして構築プロジェクトを推進していくための、ディレクションが欠かせません。

こうした進行管理のコストは、サイトの規模によって変わるため、制作費の20%~30%といった割合で見積もられることが多くなります。

ECサイト構築の費用の具体的なケース事例

それでは、具体的にECサイト構築の費用について、ミニマムなケースと高額なケースを見てみましょう。

ミニマム事例(クラウドサービスを利用した最小限のECサイト)

クラウドサービスを利用した、最小限の機能とデザインを持つECサイトの構築費用のケース事例です。

コンサルティング費 0円
ドメイン、サーバーなど関連費 3万円
クラウドサービス(ITツール等)導入費 10万円
デザイン費 20万円
機能実装費 0万円
コンテンツ企画・構成費 0万円
トップページ、ランディングページ制作費 5万円(1ページ)
下層ページ制作費 5万円(5ページ)
進行管理費 8.6万円(20%)
合計 51.6万円

・コンサルティング費:10万円

最低限のECサイトであっても、「最低限必要なものは何か」をしっかりと要件定義する必要があります。相応のコンサルティング費用は掛かると考えたほうが良いでしょう。

・ドメイン、サーバーなど関連費:3万円

クラウドサービスを利用するためサーバー関連の費用は掛かりませんが、独自ドメインの取得やSSLの設定などに費用が掛かります。ドメインが比較的安く済んだとしても、信頼性の高いSSL認証を取得し、適用する必要があるため、最低限でもこのぐらいの費用は掛かると見込みたいところです。

・クラウドサービス導入費:10万円

ECサイト構築用のクラウドサービスを導入する費用です。導入や初期設定を専門企業に外注すると考えると、最低限のセットアップ費用だけとしても10万円は見ておきましょう。

・デザイン費:20万円

ECサイトのデザインは、店舗の外観・内装のようなものです。いくら最低限といっても、あまりに簡素ではお客様の信頼を得られません。必要十分なデザインを施すための必要経費として、20万円は見ておきたいところです。

・機能実装費:0円

この事例ではクラウドサービスを利用するため、最低限の機能は最初から標準装備されています。よって、追加の機能実装はなしと考え、0円になります。

・コンテンツ企画・構成費:0円

最低限のECサイト構築のケース事例となるため、追加のコンテンツはありません。よって、コンテンツ企画・構成費も0円となります。

・トップページ、ランディングページ制作費:5万円(1ページ)

最低限のトップページ1枚の作成となります。

・下層ページ制作費:5万円(5ページ)

店舗紹介など最低限の下層ページを5ページと仮定し、1ページあたり1万円で小計5万円となります。

・進行管理費:8.6万円

制作費43万円の20%で、8.6万円の進行管理費となります。

・合計:51.6万円

全てトータルで、51万6000円の見積もりになります。最低限のECサイトでも、しっかり機能するものを構築するためには、この程度の予算は相場と考えて良いでしょう。

中規模事例(クラウドサービスを利用した本格的なECサイト)

クラウドサービスを利用して費用を抑えつつ、本格的なECサイトを構築する場合のケース事例です。

コンサルティング費 10万円
ドメイン、サーバーなど関連費 3万円
クラウドサービス(ITツール等)導入費 20万円
デザイン費 30万円
機能実装費 15万円
コンテンツ企画・構成費 5万円
トップページ、ランディングページ制作費 10万円(2ページ)
下層ページ制作費 15万円(15ページ)
進行管理費 27万円(25%)
合計 135万円

・コンサルティング費:10万円

集客やサイト内の導線設計、キャンペーン施策の展開など、運用を踏まえてサイトに必要な機能の要件定義を行うためのコンサル費用です。

・ドメイン、サーバーなど関連費:3万円

クラウドサービスを利用するためサーバー関連の費用は掛かりませんが、独自ドメインの取得やSSLの設定などに費用が掛かります。ドメイン名にこだわる場合、ドメイン取得費で費用がさらに大きくなる可能性があります。

・デザイン費:30万円

キャンペーンバナーなど、デザイン制作物も最低限のECサイトから何点か増えるでしょう。よって、デザイン費用も大きくなります。

・機能実装費:15万円

ECサイト構築のクラウドサービスを利用するケースですが、標準

機能では不足する各種の拡張機能を追加していきます。たとえば、口コミ投稿機能や、SNS連動、WEBマーケティングの機能などです。ゼロからの独自開発ではなく、クラウドサービスの拡張機能を応用して実装すると考え、1機能あたり5万円×3機能=15万円と想定しました。実際には、どんな機能を実装するのかにより、この部分の費用も変わってきます。

・コンテンツ企画・構成費:5万円

ECサイトの基本的なコンテンツや、オープニング・キャンペーン用の特集ページなどを実装すると想定します。こうしたコンテンツの企画・構成に、5万円程度は見ておきたいところ。実際には、どの程度のコンテンツを制作するかによっても異なります。

・トップページ、ランディングページ制作費:10万円(2ページ)

1ページあたり5万円とし、トップページとオープニング・キャンペーン用のランディングページ、合計2ページで10万円となります。

・下層ページ制作費:15万円(15ページ)

商品ページや最低限のページだけでなく、お客様に役立つコンテンツも充実したECサイトを構築するには、立ち上げ当初にいくつか記事コンテンツもあったほうが良いでしょう。これらを総合的に勘案し、下層ページ制作費は15ページ15万円となります。

・進行管理費:27万円(25%)

他の費用の合計が108万円となり、進行管理費25%として、金額は27万円になります。

・合計:135万円

このように、クラウドサービスを活用しつつ本格的なECサイトを構築する場合、費用の相場は135万円前後となります。

フルスクラッチ開発によるECサイト構築のケース事例

クラウドサービスやECパッケージを利用せず、フルスクラッチ開発でECサイトを構築する場合のケース事例です。

コンサルティング費 30万円
ドメイン、サーバーなど関連費 100万円
クラウドサービス(ITツール等)導入費 20万円
デザイン費 80万円
機能実装費 500万円
コンテンツ企画・構成費 30万円
トップページ、ランディングページ制作費 50万円(5ページ)
下層ページ制作費 60万円(20ページ)
進行管理費 261万円(30%)
合計 1,131万円

・コンサルティング費:30万円

フルスクラッチ開発では、ヒアリングや要件定義を綿密に行う必要があります。事前の認識のすり合わせや情報共有の重要性も非常に大きくなるほか、場合によっては予備調査も必要になります。実際の作業に入る前から高度な業務が必要となるため、コンサルティング費も相応の金額となります。

・ドメイン、サーバーなど関連費:100万円

事業向けのサーバーを導入し、ネットワーク設定、セキュリティ設定などもしっかりと施すと想定した場合の相場になります。実際にはシステムの規模などによって大きく変わります。

・クラウドサービス(ITツール等)導入費:20万円

フルスクラッチ開発といっても、ECサイトの場合、クレジット決済の導入などにより、ITツールやクラウドサービスを部分的に利用することも珍しくありません。こうした専門的なツールの導入にも費用が掛かります。

・デザイン費:80万円

本格的なWEBデザイン事務所に依頼し、ロゴやヘッダー、サイト全体のデザインなどを施すケースです。こちらも実際は、サイトの規模や制作物の点数、デザイナーの相場などにより大きく変わります。

・機能実装費:500万円

ECサイトは、さまざまな機能によって支えられています。在庫管理、顧客情報管理、送料や税金などの自動計算、注文フロー、決済など、数多くの高度な機能が必要になります。これらをフルスクラッチ開発で実装しようと考えると、安くても500万円程度は見たほうが良いでしょう。

・コンテンツ企画・構成費:30万円

本格的なコンテンツ・マーケティングを実施すると考えると、企画・構成にも相応の費用が掛かります。

・トップページ、ランディングページ制作費:50万円(5ページ)

トップページ1枚に加え、キャンペーンなどのランディングページを予め4ページ制作しておくケースです。フルスクラッチ開発の場合、こうしたページもゼロからコーディングする必要があるため、1ページあたりの費用も高額になります。

・下層ページ制作費:60万円(20ページ)

商品ページ以外のさまざまなコンテンツページです。こちらもフルスクラッチ開発ではゼロからの開発となるため、ページ単価も高くなります。

・進行管理費:270万円(30%)

他の費用を合わせた金額870万円の30%を進行管理費とし、金額は261万円になります。

・合計:1131万円

このように、フルスクラッチ開発でECサイトを構築する場合、およそ1000万円前後が相場になると考えて良いでしょう。

ECサイト構築は、費用を掛ければ良いものができるとは限らない

ECサイトの構築に掛かる費用は、「どんなサイトを」「どのように構築するか」により、大きく変わります。ですがECサイトは、費用を掛ければ掛けただけ良いものができる、とは限りません。

もちろん、十分な費用が必要なことは確かですが、100万円の予算で構築したサイトより、1000万円を投じたECサイトのほうが売上が大きい、とはならないのが、ECサイトの難しさです。

自社のECサイトの売上にとって、本当に必要な機能やデザインは何か、どんなコンテンツが必要なのか、といった点を、サイト構築のエンジニアリングとEC事業のマーケティング、両面からしっかりと検討することが重要です。

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