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ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とは?マーケティング自動化で注目のクラウドサービスを徹底分析

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とは?マーケティング自動化で注目のクラウドサービスを徹底分析

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海外のクラウド製品はスピード感が早く、次々に新しいものが登場します。そんな中でもActiveCampaign(アクティブキャンペーン)は、注目されているツールの一つ。メールマーケティングをはじめとし、マーケティングオートメーションや顧客管理など、オンライン・ビジネスをシステマティックに支えてくれる、海外発のクラウドサービスです。

メールマーケティングといえば、大半の顧客に嫌われてしまうのも仕方ない、と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、適切な顧客に、適切なタイミングで、魅力的なメールを発信できれば、もう迷惑メールフォルダに振り分けられる心配もありません。

実現不可能とも思われてきたこの課題に挑戦する事業者にとって、頼もしいパートナーとなるクラウドサービス。それがActiveCampaignです。

そんなAvtiveCampaignについて、今回は特徴やメリット・デメリットなどを解説していきます。

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とは?マーケティングや顧客管理を支えるクラウドサービス

 ActiveCampaignとは、簡単に言えばマーケティングオートメーション(いわゆるMA)や顧客管理(CRM)ツールです。主にメールマーケティング機能をメインに、そこから派生した関連機能を一つに統合したプラットフォーム。まずはこのActiveCampaignの機能について、順に見ていきましょう。 

ActiveCampaignの機能

1:メールマーケティング

適切なメールを、適切な人に。メールマーケティングを実施した経験のある企業なら、この理想の実現がどれほど困難か、痛感したこともあるでしょう。そんなメールマーケティングの最適化と自動化を実現するのが、ActiveCampaignの最大の強みです。

ほんの数クリックで美しいメールを作成し、ファネル分析などの顧客データに基づいて、適切なユーザーに配信。スケジューリングや自動返信はもとより、顧客のオンライン上の行動をトリガーとして、最適なタイミングでメールを発信することも可能です。

2:マーケティングオートメーション

日本国内でも多くの企業が注目をし始めている、マーケティングオートメーション。DXの一環として、マーケティングオートメーションを取り入れる事業者も増えています。

ActiveCampaignは、そんなマーケティングオートメーションの実現にも一役買ってくれる優れもの。誰でも直感的に操作できる「自動化ビルダー」機能を使って、メールマーケティングを簡単にオートメーション化できます。

3:顧客管理(CRM)

顧客管理(CRM)も、多くの企業担当者が改善の必要を感じている課題でしょう。私たち「クラレボ」にも、顧客管理の悩みを抱えた皆様から、多くの声が寄せられています。

もちろんメールマーケティングの実施においても、顧客管理は大きな課題。数千~数万、時にはそれ以上もの顧客を適切に管理し、信頼関係を維持していくためには、並大抵のシステムでは間に合いません。

そして、私たちがActiveCampaignを推奨する理由も、ここにあります。

ActiveCampaignの顧客管理機能なら、営業チームへのリマインド、タスクの更新と整理など、メールマーケティングの間接業務を自動化する機能が整っています。これらの業務に日々の時間を取られる担当者を強力にバックアップし、より生産的なタスクに集中する余裕を創出してくれるでしょう。

4:セールスエンゲージメントの可視化と共有化

メールマーケティングを実施する多くの現場では、カスタマージャーニーの可視化と共有化に課題を抱えているはずです。

営業チームは個々の顧客とのコミットメントに集中する一方、キャンペーン全体の状況を把握する余裕が無いかもしれません。一方でマーケティング・ディレクターは、データに基づく全体像を把握できても、一人ひとりの顧客が、営業チームとどのようにコミットメントしているかを把握することは困難です。

木を見れば森を見れず、森を見れば木を見れず、といったところでしょうか。従来のメールマーケティングシステムでは、こうした問題が常につきまとい、事業の成長を阻んできました。

誰もが解決できないと諦めてきたこの問題に果敢に挑むのが、ActiveCampaignです。セールスエンゲージメントの自動化と統合機能により、個別の顧客体験の追跡も、全体を俯瞰するデータも、すべてをチームで共有することができます。

ActiveCampaignに適した業種

既にメールマーケティングを実施している企業なら、業種・業態を問わず、導入すべきツールの一つと言えるでしょう。とりわけマーケティングオートメーションや顧客管理ツールを導入していないのであれば、速やかに検討を始めるべきツールとなります。

また、メールマーケティングというとEコマースのイメージがありますが、適した業種は決してそれだけではありません。ActiveCampaignによるメールマーケティングは、次のような業種にも推奨されます。

・オウンドメディア/ブログ

現代のビジネスでは、企業がオウンドメディアを運用することも珍しくありません。そして多くの場合、オウンドメディアの集客と顧客定着率の向上は、逃れることのできない課題です。検索エンジンからの流入やSNSでの言及と拡散を待つだけでは、見込み客へのアプローチにも限界があります。

しかし、ActiveCampaignによるメールマーケティングを取り入れることで、より積極的に見込み客にリーチすることが可能になります。

適切なメールを、適切な人に。

そんなサービス・コンセプトを持つActiveCampaignは、オウンドメディアやブログの成長戦略にも、大きな貢献を果たしてくれるでしょう。

・オンラインスクール/eラーニング/ウェビナー

オンラインスクールやウェビナー、eラーニングなど、オンライン上で提供される学習・教育サービスにおいても、ActiveCampaignは重要な役割を果たします。

メールマーケティングによる新しい顧客の発掘や、一度は受講したものの諦めてしまったユーザーの再発掘は、目に見える成果につながるでしょう。それだけでなく、例えばエントリーユーザーへのオリエンテーションに、ActiveCampaignの自動化機能を活用する方法もあります。

どんなオンラインスクールでも、エントリーユーザーは多くの不安と心配を抱えているもの。さまざまな質問と回答をActiveCampaignにセットアップしておけば、ユーザーの質問に素早く、正確に回答することが可能です。エントリーユーザーの不安を取り除き、定着率を向上させる役割も、ActiveCampaignに大いに期待できます。

・イベント/キャンペーン・プロモーション

期間限定のイベントやキャンペーンにとって、顧客の注目と期待感を維持することは、成功のカギを握る重要なファクターとなります。かといって、顧客が期待しないタイミングで大量のリマインド・メールを送れば、顧客はあなたのメールアドレスを「迷惑メール」に振り分け、そして二度と目にしないでしょう。

顧客にとって迷惑にならず、不快感を与えないタイミングで、期待感を高めるメールをプッシュすることは、多くのイベンターやキャンペーン・プロモーターの頭を悩ませる課題となっています。

こうした課題のソリューションになるのが、ActiveCampaignです。
顧客データ分析に基づく、適切なタイミングでのメール送信。そして美しくデザインされ、受け取った人に期待感をもたらす洗練されたメール・テンプレート。ActiveCampaignならではの様々な機能が、適切なメールを、適切な人に届けます。

・理美容/ヘルスケア/フィットネス/医療クリニック

予約時間になったのに、顧客が店舗に現れない。当日キャンセルや予約忘れは、ヘアサロンやエステサロン、フィットネスジム、そして多くの医療クリニックにとって、これまで「仕方ないこと」と諦めるほか無かった課題ではないでしょうか。

しかし、ActiveCampaignを導入すれば、その問題は過去のもの。

最適なタイミングで顧客にリマインド・メールを送信することで、当日キャンセルや予約忘れのリスクを減らし、機会損失の軽減につなげます。さらに次回の予約を促すことで、顧客の定着をはかることも可能です。

・不動産営業

不動産業界とメール・マーケティングを紐付ける試みは、まだまだ一般的ではないかもしれません。しかし考えてみれば、不動産業界ほど、高品質な顧客管理を求められる業界はありません。数百万円、数千万円、時に億を越える資産を取り扱う不動産業にとって、顧客との信頼関係の重要性は語り尽くせないものがあります。

問い合わせメールへの素早いレスポンス。正確な情報提供。シームレスなコミュニケーション。どれ一つが欠けても顧客の信頼を損ない、成約が遠のいてしまうことは、多くの担当者が実感しているはずです。

こうした不動産営業のミッションを達成するために、ほとんどの不動産事業者は「人による努力」をブラッシュアップしてきました。しかしActiveCampaignを導入すれば、よりスマートに、そしてシステマティックに、不動産営業をさらなる高次元へと引き上げることが可能になります。

ActiveCampaignのメリットとデメリット

それでは、ActiveCampaignの特徴をもとに、メリットとデメリットをまとめていきましょう。一般的なマーケティングオートメーションツールや顧客管理システムと比較して、どのような優位性があり、またどのようなメリットがあるのか評価していきます。

ActiveCampaignのメリット1:MAとCRMの一体化

まず一番のメリットとして挙げられるのが、マーケティングオートメーション(MA)と顧客管理(CRM)の一体化という、ActiveCampaignのコンセプトそれ自体です。

実務を考えれば、ただの自動化だけでは、顧客にとって適切なタイミングで、適切な方向性のアプローチを行うことはできません。そこには顧客管理とデータ分析が必要不可欠になります。こうして考えると、マーケティングオートメーションと顧客管理とは、一元的に運用することで、はじめて大きなシナジーを発揮するものと言えるでしょう。

ActiveCampaignは、その設計思想そのものから、マーケティングオートメーションと顧客管理が高度に一体化されています。これにより、単なる自動化を越えた、より効果的なアプローチを実践することが可能になります。

ActiveCampaignのメリット2:直感的に操作できる優れたUI

一般的に、マーケティングのような専門的な領域を取り扱うツールは、ユーザーインターフェース(UI)に優れたものばかりではありません。専門家だけが扱うことを前提に設計されているケースも多く、導入しても専門知識がなければまったく扱えないツールもあります。

しかしActiveCampaignは、マーケティングオートメーション、そして顧客管理の高度な機能を有しつつも、その取り扱いに専門性を要求されません。送信メールの作成、自動化プロセスのビルディング、そしてデータ分析と、いずれも直感的に操作できるよう、視覚的にデザインされたユーザーインターフェースを備えています。

従って、マーケティングや顧客管理の高度人材を有しない事業者でも、これらをスムーズに取り入れることが可能となります。

ActiveCampaignのメリット3:顧客セグメントに合わせた柔軟な施策の展開

柔軟に顧客をセグメンテーションし、各セグメントに合わせた柔軟なメールマーケティング施策を実施できることは、ActiveCampaignの見逃せないメリットです。平易な言葉に言い直せば、「適切な人に、適切なタイミングで、適切な内容の」メールを送信し、より効果的なメールマーケティングを行うことが可能になります。

メールマーケティングといえば、大半の顧客に迷惑がられ、嫌われてしまうもの。「それが当たり前、仕方ない」と、なかば諦めながらもメールマーケティング業務を行っている事業者は、決して少数派ではないでしょう。

しかし一方で、ありとあらゆるキャンペーンやプロモーション・メールが、全ての顧客に嫌われるわけではないのも、また事実です。顧客が必要な時に、必要とするものを、より魅力的に届けてくれるメールは、例えプロモーションであっても自然と歓迎されます。

そうした「歓迎されるプロモーション・メール」を実現するためには、顧客の的確なセグメンテーションと、それに合わせた適切なタイミング、そして魅力的な内容が欠かせません。この困難な課題を実現するために必要不可欠となる機能を、ActiveCampaignは全て兼ね備えています。

ActiveCampaignのデメリット1:特定業種に特化してはいない

ActiveCampaignは、BtoB・BtoCはもとより、営利・非営利を問わず、不特定多数の顧客にリーチするための、幅広い汎用性を備えています。しかしこれは言い換えれば、特定業種に特化したツールではないことも意味します。

従って、ごく一部の限られた特殊な事情を持つ業種にとっては、ActiveCampaignはベストな選択肢ではない可能性があります。しかしながら、メールマーケティングを取り入れる一般的な業種の多くにとっては、ActiveCampaignは十分以上の要件を備えた、優秀なツールとなるでしょう。

また医療機関に関しては、「エンタープライズ」プランを利用することで、HIPAAコンプライアンスに準拠したシステムを利用可能となります。

ActiveCampaignのデメリット2:フル活用には、企画力も必要になる

ActiveCampaignの強力なプロモーション性能をフル活用するためには、相応の企画力も必要となります。素晴らしい様々なアイデアを実現することに、ActiveCampaignは頼もしいパートナー。しかし一方で、アイデアそれ自体は、事業者が自ら企画することが重要になります。

もっとも、ActiveCampaignを導入し、その多彩な機能に触れることで、素晴らしいプロモーションのアイデアは次々と浮かんできます。

たとえば、自動化ビルダーを眺めているうちに、こんなアイデアにもたどり着くでしょう。-ある顧客が、特定の商品ページをじっくりと閲覧したあと離脱してしまったとします。ですがその顧客は、まだ真剣に購入を迷っているかもしれません。離脱した30分後に、その商品の魅力が詰まったセールスレターを送れば?失いかけた顧客を取り戻せるかもしれません!

このように、ActiveCampaignの豊富な機能は、今まで無理かもしれないと思っていた施策や、思いつきもしなかったプロモーション企画を実現に導いてくれます。

ActiveCampaignのプランと料金

続いて、ActiveCampaignのプランと料金について解説します。

ActiveCampaignは、「ライト」「プラス」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の4つのプランがあります。

ライト 9ドル~要相談/月
プラス 49~要相談/月
プロフェッショナル 129ドル~要相談/月
エンタープライズ 229ドル~要相談/月

各プランの料金は、一ヶ月あたりのユーザー数に応じて変わります。500~10万件以上のユーザーを取り扱うことが可能となっています。

各プランのサービス内容の違い

・ライトプラン

ライトプランには、メールマーケティング、マーケティングオートメーション、メールビルダーなどの、基本的なメールマーケティング自動化の機能が備わっています。一方で顧客管理システムに関しては、ライトプランでは実用的ではありません。

・プラスプラン

プラスプランでは、ライトプランの内容に加え、ビルトインされたCRM(顧客管理)システムが利用できるようになります。また、各種SNSとの連動や、ActiveCampaignのコンサルティングサービスなども利用できるようになり、より本格的なメールマーケティングを実施できるようになります。

・プロフェッショナルプラン

プロフェッショナルプランでは、ActiveCampaignのほとんど全ての機能を使うことができます。ただし、高度なサポートとコンサルティング、メールサーバードメインの変更、HIPAAコンプライアンス対応等は利用できません。

・エンタープライズプラン

ActiveCampaignの全ての機能とサービスにアクセスできます。ここには電話サポート、四半期ごとのマーケティング戦略のコンサルティング、カスタム実装サービス、メールサーバードメインの変更、HIPAAコンプライアンス対応などが含まれます。

どのプランを選択するべきか

メールの自動化のみを目的とする場合は、ライトプランで十分でしょう。ですがこの場合、ActiveCampaignの優位性を十分に活かせないため、他のメール自動化サービスとの比較検討も十分に行うことを推奨します。

メールマーケティング、マーケティングオートメーション、そして顧客管理の一体化という、ActiveCampaignの優位性を十分に実感できるのは、プラスプラン以上だと評価できます。初期段階のEコマースやオウンドメディア、小規模な店舗であれば、プラスプランでも十分に恩恵を得られるでしょう。

プラスプランを使ってみて、さらに高度な機能を活用したいと考えるならば、プロフェッショナルプランやエンタープライズプランへのアップグレードを検討することもおすすめです。

特にブランディングを重視する場合は、メールサーバードメインの設定とカスタム実装が利用可能な、エンタープライズプランが選択肢に入ります。また医療機関の場合、HIPAAコンプライアンスに対応することが望ましいため、こちらもエンタープライズプランが推奨されます。

ActiveCampaignと他社サービスの比較

サービス名 費用 特徴
ActiveCampaign 月額費用9ドル(約1,025円)~

・メールマーケティング
・マーケティングオートメーション
・顧客管理(CRM)
・豊富なメールテンプレート
・顧客行動分析
・充実したサポート&コンサル
・カスタム実装
・Wordpress、Shopifyなど統合可能

SATORI

初期費用300,000円
月額費用145,000円~

・ウェブサイトでのコンバージョン向上
・メールマーケティング
・マーケティングオートメーション
・顧客管理、行動分析
・kintone、Salesforce Sales Cloudなど統合可能

b→dash 月額50,000円~

・メール、LINE、SMSマーケティング
・マーケティングオートメーション
・顧客管理(CRM)
・顧客行動分析
・WEB接客機能

SHANON MARKETING PLATFORM 要相談 ・イベント開催やセミナーに特化
・メールマーケティング
・マーケティングオートメーション
・顧客管理、行動分析
・充実したサポート&コンサル
・カスタム実装

(※ドル円は記事作成時点での為替相場にて換算)

機能面を比較すると、いずれのサービスも遜色はありません。基本的なメールマーケティング、マーケティングオートメーションの機能も備えているほか、多くのサービスで顧客管理(CRM)および顧客行動分析の機能も備えています。

ActiveCampaignの優位性

1:価格の優位性

ActiveCampaignは、国内の他の類似クラウドサービスとまったく遜色のない機能を持っています。しかしコスト面を比較すると、国内SaaSでは最安値でも月50,000円程度となるところ、ActiveCampaignは月およそ1000円程度(9ドル)から利用可能。およそ1/50もの差があります。

既に国内のマーケティングオートメーション(MA)や顧客管理サービス(CRM)を利用しており、コストダウンを検討中の事業者にとって、ActiveCampaignは極めて優秀な選択肢となるでしょう。

2:豊富なメールテンプレート

豊富なメールテンプレートも、ActiveCampaignの優位性の一つです。洗練されたデザインによる魅力的なメールを、専門知識なしで簡単に作成できます。国内での導入事例が少ないため、他社とメールテンプレートが被る心配が少なく、より新鮮な顧客体験を提供できることも注目に値します。

3:Wordpress、Shopifyなど統合可能

WordpressやShopifyなど、中小規模のオンライン事業で比較的よく用いられるCMSに統合可能で、簡単に導入できる点も魅力です。そのため実装時のコストやワークロードの負担感も少なく、月額料金の安さと相まって、事業規模を問わずリーズナブルに導入できるツールとなっています。

ActiveCampaignは日本企業でも導入可能?

海外発のクラウドサービスということもあり、「ActiveCampaignは日本企業でも導入できるのか」といった疑問も生じるでしょう。しかし、管理画面こそ日本語には対応していないものの、サービス自体は日本語でも問題なく展開可能です。

また管理画面についても、それほど難しい英語は無いため、取り扱いに高い英語力を要求されるものではありません。直感的に操作できるようユーザーインターフェースが洗練されていることもあり、誰でも簡単に扱うことができます。

そのため、導入のハードルは日本企業でもそれほど高くはありません。

ActiveCampaignの導入事例

続いて、ActiveCampaignの導入事例をいくつかご紹介します。

Laboratoire Hollis│たった1人で、2,600ユーロ以上の業績向上

Laboratoire Hollisは、女性の健康とウェルネスをサポートする健康食品販売事業者です。同社のEコマースサイトは、ActiveCampaignの導入により、約2600ユーロ以上(=約30万円以上)もの業績向上を達成しました。この数字は、Laboratoire Hollisがたった1人で事業を行っていることを考えると、驚くべき実績です。

彼女はいかにして、数千人もの顧客と、個人的な信頼関係を築きあげたのでしょうか-それも、まったく基盤の無いところから、たった1人でスタートした事業で。その答えが、ActiveCampaignです。ActiveCampaignによるカスタマーセグメンテーションとオートメーション機能が、これを実現しました。

"ActiveCampaignを使用すると、個人的に連絡を取り合っているように、すべての顧客を引き付けることができます。すべての顧客データを1か所にまとめることで、それを使用して、各顧客のニーズに対応し、顧客の忠誠心を刺激するパーソナライズされたコンテンツと推奨事項を自動化できます。"

-Laboratoire Hollis

Tinkific│ActiveCampaignとのシナジーで急成長

自分のスキルを動画にして、大勢の人々に販売できるウェビナー配信の海外SaaS「Tinkific(シンキフィク)」。このクラウドサービスの世界的な急成長の背景にも、実はActiveCampaignがあります。

考えてみれば、Thinkificのウェビナー配信サービスと、ActiveCampaignのメールマーケティングほど、シナジーの高い組み合わせは無いかもしれません。新しい顧客を速やかにオンボーディング-定着化-させるためのプラットフォーム、そして顧客をよりハイグレードなアップグレードプランへと導くスキーム。Thinkificが当初抱えていたこれらの課題の解決策として、ActiveCampaignはぴったりのソリューションです。

もちろん私たちも、この素晴らしいシナジーを持った海外SaaSの組み合わせを、彼らと同じように利用することができます。Thinkificで自分だけのオリジナルなウェビナーを作成・販売し、その集客やリピーター獲得にActiveCampaignを活用することができます。

なお、こうした海外SaaSの組み合わせは、国内ではまだ導入事例が少なく、助けを必要とすることがあるかもしれません。興味をお持ちの方は、「クラレボ海外クラウド導入支援サービス」も、ぜひご一考ください。

シカゴ産業科学博物館│350,000以上の連絡先を統合し、リピーター獲得率を向上

1933年以来、西半球最大の科学博物館として、これまで1億6000万人以上のゲストを迎えてきた、権威あるミュージアム。そんなシカゴ産業科学博物館もActiveCampaignを活用していると知れば、驚きを覚える方も多いでしょう。

この長い伝統を持つミュージアムには、社会的使命を果たし続けるために、ある大きな課題を抱えていました。-およそ350,000以上にもなる、膨大な顧客の連絡先を、十分に活用することができなかったのです。

「数年前、私たちはメールの送信方法をもっと洗練する必要があることに気づきました」。担当者はそう語ります。パーソナライズされたコミュニケーション、既に導入していたSalesforceとの統合、そして限られたスタッフが、リソースをより効率的に活用するための手段を必要としていました。

それらの諸課題に解決をもたらしたのが、ActiveCampaignです。
ActiveCampaignによるメールマーケティングの自動化、Salesforceとの統合、そしてセグメントに合わせて最適化されたコミュニケーションは、シカゴ産業博物館に、リピーター獲得率の向上と、さらなる発展をもたらしています。

ActiveCampaignを使用すると、電子メールキャンペーンの送信、機能の自動化、およびスタッフグループごとの連絡先の管理を行うことができます。聖なる三位一体。他のツールでは、3つすべてを実行できませんでした。

-シカゴ産業科学博物館

まとめ

メールマーケティングを軸に、マーケティングオートメーションと顧客管理を提供する海外クラウドサービス「ActiveCampaign」。より効果的で、効率的で、そして洗練されたメールマーケティングを希望する全ての事業者にとって、最も推奨したいサービスの一つです。

最適な人に、最適なタイミングで、最適なメールを。これが実現できれば、メールマーケティングは、従来の常識を越えた効果を発揮するでしょう。そのために必要な機能は、ActiveCampaignに全て備わっています。

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