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先進的かつリーズナブル!海外クラウドサービスの薦め

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国内のクラウドサービスは日本語ユーザー(日本語人口1.3億人)に限定されており、人気ツールでさえ数万人から数十万人の利用者にとどまる一方で、海外のクラウドサービスは17.5億人の英語人口の英語をプラットフォームとしているため、大抵は多言語化しています。(つまり日本でも利用できるようになっています。)

このように利用者数が一桁も二桁も違うため、そのスケールメリットが活かされ、日本のクラウドサービスと比較にならないほどの多機能さがありながら、100ドル以下のリーズナブルなサービス料金(月額利用費)が設定されており、また多くのユーザーの意見(ナレッジ)を元にサービス内容を拡張していることから、機能拡張のペースが早く、追加機能の項目数も日本のクラウドサービスと比べてとても多いという特徴があります。

またサーバーやセキュリティ施策についてもハイグレードなものとなっており、安定した運用がなされている印象を受けます。そもそもサーバーレベルのハードウェアやソフトウェアの内外価格差もずいぶん前から指摘されているわけですし、その差がクラウドサービスの品質や利用費にも反映されているように思いました。

ではその海外クラウドサービスを導入するにあたって、どのような問題があるのか。今度は逆にハードルとなる点をいくつか挙げてみます。

英語の問題について

日本人にとっては「英語」がハードルとなっていて、ちょっとしたことであっても、いちいち英語で読み書きしなければいけないことが、結構なストレスになる人も多いのではないでしょうか。例えば上司から急かされる中、急いで解決しなければいけない場合、ヘルプページがあったとしても、それが英語となると、検索のスピードも落ちて、ITサービス独自の言い回しが意外と読みづらかったりもするので、そのあたりがネックになっています。

これは一番大きな問題なので、安心して利用できるように日本語でのサポートを受けられるようになると本当によいと思いますが、現状ではサポートは英語のみというところが主流派です。ただし最近は翻訳環境も相当良くなってきており、例えばGoogleChomeには翻訳機能が標準装備されているので右クリックですぐに日本語で読むことができます。アプリChomeでも翻訳機能は同様にあるので、iPadやスマホでもストレスなく海外サイトが閲覧できるはずです。

またメールについてもGmailウェブサービスに翻訳機能が標準装備されているので、英語のメールを日本語で読むことが可能です。逆にメールを送信する場合も、マイクロソフトオフィスのWordに翻訳ツールが入っているので、右クリックで「翻訳」を選べば英訳してくれます。読み書きはこれでほぼ対応できるはずです。

為替リスクについて

ウェブサービスの利用費については、大抵は100ドル以内なのでそれほど気になるものではありませんが、サービスの決済をPayPalなどのドル建て決済を利用する場合、それを日本円で顧客に販売すると、為替リスクは販売側が持つことになるので注意が必要です。

例えば1ドル110円の為替レートの際に1万ドルの商品サービスを販売したとすれば、日本円では110万円、これが105円に円高になると105万円に目減りします。一方115円の円安になると115万円に増えることになります。このような変動がビジネスに影響することは踏まえておく必要があります。

時差の問題について

例えば米国と日本との時差は13時間~16時間進んでいるので、実質的な時差は8~11時間あります。日本で9時に出社したタイミングでシアトルやロサンゼルス、サンフランシスコでは17時なのでもう少しで退社の時間、ニューヨークに至っては20時なので残業時間になってしまいます。ただしこれは使いようで、日本で退社時の17時頃にまとめて質問を送るようにしておけば、向こうでは朝イチに受け取れますので、早ければ、こちらは翌日の朝イチに回答を受け取れる場合もありそうです。

必ずしもデメリットとは言えませんが、リアルタイムにGoogleMeetやZoomで会話をするという場合は、こちらは朝活、向こうは残業というタイミングなので、米国の場合は難しいかもしれません。一方、欧州の場合は日本で夕方17時が欧州に朝10時なので比較的ミーティングしやすそうです。

こうした点は、海外と仕事をする場合は当たり前と言えますが、クラウドサービスのヘルプデスクはメールサポートが中心なので、それほど気になるものではありません。

海外クラウド型SaaSサービスのメリット

次に価格が安いということ以外のメリットをいくつか挙げていきます。
サービスが充実しているということに加えて特筆したいのは、拡張や連携がしやすいという点です。

日本ではクラウドサービス同士の連携は、双方のクラウドサービスのエンジニアが出てきて、話し合って、仕様を決めて、構築後にテスト、などやっているうちに平気で1ヶ月というおなじみのパターンが多い一方で、海外クラウドサービスはAPI連携が強く意識されているため、管理画面からプロパティID(クラウドサービスのアカウント情報)を登録すれば1分で連携が完了というパターンが多いのです。

Googleアナリティクス、各種メール配信サービスやマーケティングオートメーション、Zapier(ザフィア)なども大抵のクラウドサービスで標準装備されています。

Zapier(ザフィア)は日本では馴染みが薄いかもしれませんが、色々なツールを連携して、自動処理化することができるアプリで、注目されているクラウドサービスの一つです。例えばカレンダーやメールのクラウドサービス同士をつなげることで、指定のタイミングで予定をメール配信したり、指定条件になったらリマインダメールでフォローするなどのマーケティングオートメーション的なことが、簡単な設定でできてしまいます。

そしてもう一つメリットとして挙げておきたいのは、サービスメニューや機能の追加や改善がとても多いこと。

国内でも人気のあるショッピングカート(例えばメイクショップやフューチャーショップなど)は、随時機能の追加を行っていて、そうした点がECキューブのプラグインの豊富さを凌駕するほど早いと思うこともあるのですが、海外クラウドサービスは利用者の母数が一桁多い事もあって、機能の追加やサービスの品質向上のスピードや量が桁違いなのです。

クラウドサービスを利用するメリットはこうした追加機能を自ら開発することなく、月額利用費を支払ってさえいれば、随時利用できるようになることなので、海外クラウドサービスを利用する醍醐味はこうした点でも授受できるはずです。

もともとインターネット自体ワールドワイドなものですし、その中で利用が可能なクラウドサービスも、ワールドワイドで見て一番よいサービスを選ぶのが正しいのです。ネックとなる言語の問題も、今やさほど気になるハードルでもなくなっていますし、よいクラウドサービスがあれば、海外クラウドサービスであっても、どんどんビジネスに取り入れていくことをお薦めしたいです。

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