Teachable(ティーチャブル)って何?オンラインで先生になろう!
資格や習い事、料理、語学、スポーツ、ヨガ、アートやクリエイター。こうしたレッスンやスクール事業においても、オンライン化への対応は大きな需要となっています。
すでに事業としてスクールやレッスンを営んでいる方も、これから事業をはじめようと考えている講師やコーチの皆さんも、オンライン対応は、成功のために欠かせないポイントです。
とはいえ、流行りのYoutubeやZoomだけでは、オンライン・レッスンやオンライン・スクールは、なかなか実現できません。
そこで今回は、誰でも簡単にスクール・レッスンのオンライン事業をスタートできる海外サービス「Teachable(ティーチャブル)」についてご紹介していきます。
「Teachable」とは?誰でも簡単にオンラインで先生になれるツール!
Teachable(ティーチャブル)は、オンライン・レッスンを簡単に誰でも実施し、事業化できるプラットフォームです。レッスン動画の配信や、リアルタイムのオンライン・レッスンのほか、文章や画像・音声・PDFなどの教材を配布し、本格的な講座や教室をオンラインで開催することが可能です。
もちろん、集客のためのウェブサイトの作成や、申し込みフォームや決済システムなども搭載。オンライン・レッスンをビジネスにするための、あらゆる手段が整っています。
Teachableの活用事例
Teachableは、具体的にどのような学習に使われるサービスなのでしょうか?
公式サイトで紹介されている事例には、次のようなものがあります。
<Teachableを使ったスクールの内容例>
・トップライターによるライティング・ビジネス講座
・リモートでのドローンパイロット育成講座
・Wordpress(CMS)を使ったWebサイト構築のレクチャーと、ビジネスの始め方
いずれも単に技術を教えるだけでなく、それを生かしてビジネスを始めるところまで焦点を当てていることがポイントです。この他にも、ニッチな分野の講座や、個性を生かしたクリエイティブな講座もあります。
・かわいいブラシレタリング(文字)の描き方講座
・Photoshopとリアルな素材を組み合わせた、デジタルスクラップブックの作り方講座
Teachableでは、こういった「小さなビジネス」にも光が当たります。これまでのオンラインスクールがプログラミングや語学ばかりだったことを考えると、これはとても画期的なことです。
Techableの主な機能と特徴
それでは、Teachableの主な機能と特徴について、改めて整理していきましょう。
◆レッスン動画やテキストの配信
レッスンの動画や、文章・画像・音声・PDFなどの教材、資料などをセットアップし、オンラインで配信。本格的なコースを作成して、大勢の生徒に配信することが可能です。
◆リアルタイムのオンライン・レッスン
すでに作ってある動画の配信だけでなく、リアルタイムのビデオ通話で、個別レッスンやセミナーをオンライン開催することも。
◆予約とスケジューリング
カレンダー機能を使ってスケジュールを設定したり、生徒からレッスン希望日の予約を受けることもできます。
◆試験と修了証明書の発行
条件を満たした生徒には、試験を受けてもらいましょう!Teachableで作成したオリジナルの試験を提供し、条件を満たした生徒に修了証明書を発行することもできます。
◆ホームページの作成
直感的な操作で、誰でも簡単に利用できるホームページエディタも搭載しています。魅力的なホームページを作って公開し、新しい生徒を獲得しましょう。あなたのレッスンの紹介、申し込みフォーム、柔軟な決済システムを簡単に実現できます。
◆分析ツール
レッスンやスクールを事業化するためには、マーケティング分析も欠かせません。売上や生徒の学習状況など、さまざまな情報が手に取るようにわかる、使いやすい分析ツールも備えています。
Teachableでできることを他社サービスで実現しようと思ったら?
ではなぜ、Teachableがオススメなのでしょうか?
「Teachableでできることを、自分でやってみよう」
このように考えたら何が起きるのか、考えてみましょう。
決済システムの問題
まず、決済システムの問題が生じます。レッスンやスクールの事業ですから、月謝として継続課金(サブスクリプション)で料金をもらいたい所ですよね。コースごとに違った月謝を設定するなど、幅広い対応も必要です。
この場合、まずは自分のウェブサイトを立ち上げたうえで、決済システムの提供会社と契約し、導入する必要があります。申し込み、契約、アカウント開設、本人確認など、さまざまな手続きを行い、費用も発生します。
会員限定のコンテンツ配信をどうするか
スクール・レッスン事業を行うためには、コンテンツを会員(生徒)限定で配信する必要もあります。
たとえばYoutubeやZoom、GoogleDriveを使う場合でも、URLを知っている人だけがアクセスできるよう制限を掛けることは可能ですが、URLが流出してしまえば、誰でも閲覧できてしまいます。
テストの出題や修了証明書の発行
また、テストを出したり、修了証明書を発行したりといったTeachableならではの機能も、自分で用意しようと思うと非常に困難です。オンラインでテストを出題するためのWEBプログラムを構築する必要があり、修了証明書の発行方法も仕組みから考えなければいけません。
Teachableの機能を自分でゼロから用意するのは非常に困難
このように、無料もしくは安価で、自分自身の教育サービスを展開することは、極めて困難であることは確かです。決済システム、会員(生徒)限定のコンテンツ、そしてテストの出題や修了証明書の発行など、充実したオンライン・スクールのシステムをワンストップで用意できるのはTeachableの大きな優位性だと、改めて実感できます。
その他の外部サービスとTeachableとの比較は?
決済、月額課金モデル、そして会員コンテンツ配信。そうしたサービスを自前で調達するのは、とても大変だということがわかりました。では、他にプラットフォームはないのでしょうか?
調査してみたところ、SAKU-SAKU Testingというサービスや、Cloud Campusといったサービスが展開されています。しかし、どちらも利用にはそれなりの費用がかかります。
Techableは価格もリーズナブル!その理由とは?
一方、同種のサービスに比べて、Teachableは価格もリーズナブルです。その理由は、やはり利用者の多い海外クラウドサービスだからではないでしょうか。
海外クラウドサービスは、英語圏およそ15億人の市場で展開されています。国内向けの15倍もの市場規模を持っていることになります。そのため、仮に同じようなシステムやサービスでも、海外クラウドのほうがスケールメリットが大きくなり、価格を抑えやすくなるためです。
小規模な他社ツールから始めて、Teachableに乗り換える?見落としがちなデメリットも
また、他社サービスでTeachableのようにリーズナブルなものを選ぼうと思うと、どうしても少人数に限定されてしまいます。
「最初はスモールビジネスでスタートしたいので、少人数の他社サービスから始めれば良いのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、仮に100人の制限がある教育サービスを安価に利用し、その後、メンバーが大幅に増えてきたら、どうなるでしょうか?そうなったら、最初のクラウドサービスから、100人以上が使えるTeachableに乗り換える必要が生じます。
ユーザーの気持ちになってみるとわかりますが、課金していたプラットフォームを乗り換えるよう指示されても、面倒ではないでしょうか?そこで、大量の離脱者が出ることも考えられます。せっかく、最高のコンテンツを作って、配信し、生徒が集まっても、途中でプラットフォーム乗り換えが起こってしまうのは、潜在リスクになり得ます。
その点において、Teachableはオススメです。会員数の制限もないので、最初からビジネスの拡大をねらっての利用が可能だからです。講座には容量制限も無く、月額固定料金なので、追加の費用も発生しません。
こうしてみると、結局は最初からTeachableを利用したほうが、将来性も発展性もあり、価格もリーズナブルに使えることがわかります。
Teachableでやってみよう!
Teachableは、誰でも簡単にオンライン講座を開設できるオンラインスクール・プラットフォームです。世界の人を相手に、動画や音声、画像などあらゆるコンテンツを使ってビジネスを始めることができます。
自分が出来ることを考えて、Webで教育ビジネスを展開してみましょう!