この記事でわかること
- Kajabi(カジャビ)がどこまでを一つでまかなうサービスなのか
- 実際にどう使われているのか、無料トライアルはどう始まるのか
- 同じ用途の他のサービスと比べるとき、どこを見ればよいのか
自分の知識や技術をオンラインで販売したい。そう考えたとき、必要になるものは意外と多岐にわたります。講座を置く場所、申し込みを受ける仕組み、支払いを受け取る手段、そして受講者に届けるための連絡手段です。
Kajabi(カジャビ)は、それらをひとまとめにして提供することを狙ったサービスです。この記事では、何ができるサービスなのかを整理し、他の選択肢と比べるときの見方まで扱います。
Kajabi(カジャビ)とは
Kajabiは、デジタルコンテンツの作成から販売、その後のマーケティングまでを一つの管理画面で扱う「オールインワン型」のプラットフォームです。
具体的には、次のようなものが最初から含まれています。
- 動画やテキストによる講座の作成と配信
- ランディングページ(申し込みを受け付けるための1枚のページ。お店でいう店頭のようなもの)の作成
- メール配信の機能
- 決済(受講料の受け取り)の仕組み
- 受講者や見込み客の情報を管理する機能
- アクセスや売上を見るための分析機能
従来は、WordPress(ホームページを作るためのソフト)でサイトを作り、決済や配信は別のサービスを契約して組み合わせる、という形が一般的でした。Kajabiはその組み合わせ作業を減らすという方向のサービスです。
どのように使われているのか
Kajabiの特徴として挙げられるのが、会員サイトの機能が厚いことです。
たとえば、オンラインで英語のコーチングを行っている方の例では、次のような流れで使われています。
- 集客:YouTube や Facebook ライブで発信し、興味を持った人を集める
- 受け皿:集まった視聴者を Kajabi 上の講座へ案内する
- 提供:動画とテキストで組んだカリキュラムを配信し、章ごとの小テストや質疑応答の機能でやりとりする
- 決済:PayPal や Stripe(クレジットカード決済を扱うサービス)で受講料を受け取る
受講者の進み具合を管理できるため、途中で止まっている人に声をかける、といった対応が取りやすくなります。サイト内にたまった受講者の情報を、次の講座の設計に生かすこともできます。
無料トライアルの始め方
公式サイトのトップページにある「Start free trial」から始めます。
- 名前、メールアドレス、「どこで知ったか」の選択肢を入力します
- 認証用のメールが届くので、本文中のURLを開きます
- パスワードと電話番号(SMSを受け取れるもの)を入力します
- トライアル用のアカウントが作成されます
トライアル期間が終わるときに、続けるかどうかを選ぶ形です。料金プランは複数用意されており、月ごとの支払いと年ごとの支払いが選べます。
トライアルの期間や料金プランの条件は変更されます。最新は公式サイトをご確認ください。
同じことを他のサービスの組み合わせで実現すると
Kajabiを使わずに同じ運用をしようとすると、複数のサービスをそれぞれ契約することになります。
SNSで発信しながら、WordPressで公式サイトとブログを用意し、動画講座を売るための決済サービスを別に契約する。さらに見込み客へのメール配信、申し込み状況の分析を行うなら、そのための道具も加わります。
個々のサービスは優秀でも、数が増えるほど、設定の手間と「どこで何が起きているか分からなくなる」という問題が出てきます。オールインワン型を選ぶかどうかは、この手間をどう評価するかによります。
逆に言えば、すでに使い慣れた決済やメール配信の仕組みがある場合、それを捨てて一本化する必要はありません。どちらが優れているという話ではなく、今ある資産との相性の問題です。
同じ用途の他のサービス
オンライン講座を開くためのプラットフォームは、Kajabi以外にもあります。よく比較対象になるものとして、Thinkific(シンキフィック)と Teachable(ティーチャブル)が挙げられます。
大まかな違いを事実として整理すると、次のようになります。
- Kajabi:講座の配信に加えて、ランディングページ作成、メール配信、顧客管理までを標準で含む「まとめて型」
- Thinkific・Teachable:講座の作成と配信を中心に据えた構成。メール配信などは外部のサービスと連携させて使うことが多い
マーケティングの道具立てまで一本化したいならまとめて型が候補になり、講座の提供に絞って始めたい場合や、すでに使っているメール配信サービスがある場合は、講座に特化した構成のほうが噛み合うことがあります。
国内にも類似のサービスはありますが、別々の会社が作った機能どうしを連携させにくい場合があります。どこまで自動でつながるかは、契約前に確認しておくとよい点です。
なお、いずれのサービスも料金体系と機能の範囲は変更されます。比較する際は各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。
まとめ
Kajabi(カジャビ)は、オンライン講座の作成・販売・その後の顧客管理までを一つにまとめたサービスです。組み合わせの手間を減らしたい場合に検討の対象になります。
一方で、講座の提供だけに絞って小さく始めたい場合は、講座に特化したサービスのほうが分かりやすいこともあります。無料トライアルが用意されているので、実際に管理画面を触ってから判断するのが確実です。


コメント