この記事でわかること
- Shopify(ショッピファイ)で作ったショップにも、検索対策が必要な理由
- まず押さえるべき4つの基本的な設定
- 成果が出ないときに、どこを疑えばよいか
ネットショップを作ったものの、注文が入らない。よくある相談です。原因の多くは、商品でも価格でもなく、そもそも見つけてもらえていないことにあります。
この記事では、Shopifyで構築したショップでできる検索対策(SEO対策)について整理します。
SEO対策とは
SEO対策とは、Googleなどの検索結果に自社のサイトが表示されやすくなるよう整えることです。
検索エンジンは、検索した人にとって役立つ情報を載せているサイトを上位に表示しようとします。そのため、「検索エンジンに内容を正しく理解してもらう」ことと、「実際に役立つ内容を用意する」ことの両方が必要になります。
Shopifyのショップでも対策が必要な理由
Shopifyで作ったショップは、モール(複数の店が集まる大型サイト)ではなく、自社の独立したサイトです。
モールであれば、そのモール自体に人が集まっているため、出店するだけである程度の人目に触れます。しかし独立したサイトでは、誰かが宣伝してくれるわけではありません。自分で人を集める必要があります。
たとえば家具を探している人は、「家具 通販」「インテリア 通販」といった言葉で検索します。そのとき自社のショップが検索結果に出てくるかどうかで、訪問者の数は大きく変わります。
基本の対策4つ
1.タイトルと説明文を設定する
Shopifyの編集画面には「検索結果のプレビュー」という項目があります。ここで、検索結果に表示されるタイトルと説明文を設定できます。
設定のこつは次のとおりです。
- タイトル:お客様が検索しそうな言葉を含める
- 説明文:そのページの内容を要約する。長くなりすぎると途中で切れて表示されます
- 使い回しをしない:ページごとに、それぞれ違う内容を書く
最後の点は見落とされがちです。商品ページが100枚あっても、説明文が全部同じでは、それぞれのページの中身が伝わりません。手間はかかりますが、個別に書いてください。
2.検索対策用のアプリを入れる
Shopifyには、検索対策を支援するアプリ(機能を追加する部品)が用意されています。設定の漏れを指摘してくれるもの、画像の情報を整えてくれるものなどがあります。
何をすればよいか分からない段階では、こうしたアプリに指摘してもらうところから始めると、手をつける順番が見えてきます。
3.アクセス解析の道具をつなぐ
Googleアナリティクス(訪問者の動きを見る道具)と、Googleサーチコンソール(検索結果での見え方を確認する道具)を連携させます。どちらも無料です。
この2つがないと、何が起きているか分からないまま作業することになります。どの言葉で検索されて表示されたのか、表示はされているのに押されていないのか。改善の判断材料になるので、最初に済ませておくことをおすすめします。
4.ブログ機能を使う
商品ページだけでは、拾える検索の言葉が限られます。商品名で検索する人は、すでにその商品を知っている人だけだからです。
まだ商品を知らない人は、悩みや目的で検索します。「◯◯の選び方」「◯◯が合わないときは」といった記事を用意しておくと、その段階の人に届きます。
うまくいかないときに疑うべき4点
1.そもそも期間が足りていない
検索結果に反映されるまでには時間がかかります。開設して間もないサイトが、すぐに上位に出ることは通常ありません。数か月から1年程度は、積み上げの期間と考えておく必要があります。
2〜3か月で成果が出ないからと方針を変えてしまうと、積み上げが途切れます。
2.読む人の役に立つ内容が足りていない
検索エンジンは、検索した人の役に立つページを上位に出そうとします。商品の仕様を並べただけのページは、その基準では評価されにくくなります。
使い方、選び方、他の商品との違い。買う前に知りたいことを書いてあるかどうかが分かれ目です。
3.お客様が実際に使う言葉と、ずれている
社内で使っている呼び方と、お客様が検索する言葉は一致しないことがあります。業界用語で書いていると、その言葉で検索する人にしか届きません。
サーチコンソールを見れば、実際にどんな言葉で表示されているかが分かります。想定と違っていれば、そちらに寄せる判断ができます。
4.競合が多すぎる言葉ばかり狙っている
検索数の多い言葉は、それだけ多くのサイトが狙っています。開設して間もないサイトが、そこで上位を取るのは簡単ではありません。
まずは、範囲を絞った言葉から取りにいくほうが現実的です。検索する人は少なくなりますが、その分だけ競合も少なく、購入につながりやすい傾向があります。
効果について、ひとつお断り
検索順位を決める仕組みは公開されておらず、要素も多数にわたります。そのため、「この対策をすれば順位が上がる」と断定できるものはありません。
ここで挙げた内容は、やっていないと評価されようがないという性質のものです。土台を整えたうえで、内容の質で勝負する、という順序になります。
まとめ
Shopifyで作ったショップは独立したサイトなので、自分で人を集める必要があります。
まずはタイトルと説明文の設定、解析の道具の連携という土台を済ませてください。そのうえで、お客様が買う前に知りたいことを記事にしていく。時間はかかりますが、積み上がる種類の取り組みです。


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