生成AIで仕事はどう変わる?接客・資料作成・情報整理に役立つSaaS 9選

生成AIで仕事はどう変わる?接客・資料作成・情報整理・販促に役立つSaaS 9選

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お客様への返信に追われて販促まで手が回らない。商品資料があちこちにあり、探すだけで時間が過ぎる。ブログを更新したいのに、書き始められない。生成AIを活かす出発点は、こうした日々の困りごとです。

SaaSは、インターネット上で利用する業務サービスのこと。そこに生成AIが組み込まれると、文章を一から書く、資料を読み込む、質問に応じて回答する、といった作業を、普段の業務の流れに取り入れやすくなります。

今回は、クラレボが取り扱う、または紹介を進めている9サービスを仕事の役割ごとに整理します。文章や画像をつくるAIに加え、AI検索で自社がどう紹介されるかを調べるサービスも紹介します。活用例は公式機能をもとにしたクラレボの提案例です。

接客・SNS対応

質問に答える・案内する

Tidio / Manychat

情報整理・資料作成

情報をまとめて伝える

Google Workspace / Gamma / Lorka AI

販促・記事・検索

つくる・改善する・測る

AdCreative.ai / BabyLoveGrowth.ai / Surfer / Rank Prompt

目次

生成AI・自動化・SaaS連携は、それぞれ役割が違います

生成AIは、与えた情報をもとに文章や画像などをつくります。一方、『この言葉を受信したら指定URLを送る』のは、あらかじめ決めた条件に沿う自動化です。SaaS連携は、別々のサービス間で情報を受け渡す仕組みを指します。

たとえばSNSで資料請求を受け付けるなら、案内URLは決めた通りに送り、追加の質問にAIが答え、判断が必要な相談は担当者へ渡す。このように役割を分けると、どこを任せるかが明確になります。すべてをAIに置き換える必要はありません。

どの仕事を楽にしたいかで選ぶ、9つのSaaS

困りごと候補つくりたい状態
サイトで同じ質問に何度も答えているTidioよくある質問にAIが答え、必要時は人へ
Instagramの反応を次の行動につなげたいManychatDM案内と質問対応の流れを整える
メール・社内資料を整理したいGoogle Workspace情報を要約し、返信や文書の下書きを用意
説明資料の作成に時間がかかるGamma伝える内容からスライドのたたき台へ
集客記事の制作・更新が続かないBabyLoveGrowth.ai記事づくりから公開までの運用を整える
文章づくりに複数のAIを使いたいLorka AI用途に応じてモデルや文章案を選ぶ
広告画像やコピーの案を増やしたいAdCreative.ai商品情報から販促素材の候補をつくる
既存記事の何を直すか決めたいSurfer記事の構成・内容の改善点を整理する
AI検索での自社の見え方を知りたいRank Prompt質問と条件をそろえて紹介状況を測る

接客・SNS対応を整える

Tidio|サイトの質問対応を、担当者だけで抱え込まない

送料、配送日数、返品条件。同じ案内を毎回入力しているECサイトに。

Tidioは、Webサイトのチャット対応を扱うサービスです。AIエージェントのLyroに案内情報を用意すると、その内容をもとに質問への回答を支援できます。定型のチャットフローとAI回答は別の機能です。

活用例 たとえば『送料はいくらですか?』には配送案内をもとに回答し、個別の返品判断や解決できない相談は担当者へ引き継ぎます。お客様が購入前に疑問を解消しやすい状態を目指します。

人が確認すること 公開前に、例外条件を含む質問で回答を確認。注文ごとの状況が必要な対応まで、情報を接続せずに答えられるわけではありません。

出典:Tidio:Lyro AI Agent

Tidioのできること・導入方法を見る →

Manychat|Instagramの反応を、DMでの案内につなげる

投稿に興味を持ってもらっても、商品ページの案内や個別返信が追いつかない店舗に。

Manychatは、SNS上のやり取りを自動化するサービスです。コメントなどをきっかけに指定の案内を送る仕組みと、登録した知識をもとに質問へ答えるAI Repliesを区別して設計できます。

活用例 たとえばレッスン紹介の投稿から詳細ページをDMで案内し、その後の持ち物や受講条件の質問には、用意した情報をもとに答える流れです。AI Repliesは確認時点でInstagram向けのベータ機能で、対象の有料プランが必要です。

人が確認すること 案内の送り先、返信条件、有人対応への切り替えを確認します。DMを自由に無制限送信できるわけではなく、SNS側のルールも設計に関わります。

出典:Manychat公式ヘルプ:AI Replies / Manychat公式ヘルプ:Instagramコメントのトリガー

情報を整理し、伝わる資料をつくる

Google Workspace|メールや資料の中で、AIを仕事に使う

メールの往復を読み直したり、過去の資料を探したりする時間を減らしたいチームに。

Google WorkspaceはGmail、Google ドライブ、ドキュメントなどをまとめて使う業務環境です。Geminiによるメールの要約や返信・文書の下書きなどを、対応するアプリで利用できます。使える機能は契約プランで異なります。

活用例 たとえば取引先とのメールを要約し、確認事項を整理してから返信案を作成。社内手順書の読み解きには、資料を根拠に回答するNotebookLM(確認時点の公式表記:Gemini Notebook)のような使い方もあります。

人が確認すること 引用元の版や更新日、共有範囲を確認します。NotebookLMなどは個人のGoogleアカウントでも利用でき、Workspace契約が利用の必須条件ではありません。会社として管理する必要性と、必要機能から選びます。

出典:Google Workspace:ビジネス向けAIツール / Google公式ヘルプ:資料に基づくAIの機能・利用条件

Google Workspaceの機能・料金を見る →

Gamma|伝えたい内容から、説明資料のたたき台をつくる

商品提案書や社内研修資料の、構成とレイアウトづくりに時間がかかる方に。

Gammaは、文章や既存ファイルなどをもとにプレゼンテーションや資料を作成できるサービスです。AIで構成・見せ方のたたき台をつくり、内容を編集して仕上げます。

活用例 たとえば新商品の確定済みの特徴を入力し、『小売店向けの提案資料』を作成。担当者は、提案の順序や取扱条件、写真を整える作業に取り組めます。

人が確認すること 価格、仕様、数値の正確さと画像の利用条件を確認。AIがつくった資料を、そのまま自社の公式提案として送らないことがポイントです。

出典:Gamma公式サイト:資料作成機能

Gammaの資料作成・使い方を見る →

Lorka AI|複数のAIを、文章づくりの選択肢にする

案内文や記事の構成を考える際に、異なるAIの提案も比較したい方に。

Lorka AIは、複数のAIモデルを利用できるサービスです。チャットによる文章作成や、PDFを使った情報の整理などを一つの環境で扱えます。

活用例 たとえば同じ商品情報から、専門家向けと初めてのお客様向けの説明案をつくり分けます。複数の提案から、ブランドの言葉遣いと読み手に合うものを選びます。

人が確認すること モデルの選択肢や利用枠を確認します。各AIの公式有料プランと同じ機能・上限が使えるという意味ではありません。複数のAIが同じ答えでも、事実確認は必要です。

出典:Lorka AI公式サイト:モデル・機能

Lorka AIの機能・利用条件を見る →

販促素材・記事をつくり、検索での見え方を改善する

AdCreative.ai|商品情報から、広告素材の候補をつくる

新商品やキャンペーンごとに、広告画像やコピーの制作が追いつかないEC担当者に。

AdCreative.aiは、広告画像やコピー、商品写真を使ったビジュアル・動画素材の生成を支援します。商品写真やブランドの情報をもとに、複数の見せ方を検討できます。

活用例 たとえば同じ商品でも、ギフト向けと自宅用では訴求を変えたい場合。利用権のある写真と商品情報を用意し、それぞれの広告素材案を作成して比較します。

人が確認すること 生成された商品の形・色・文字を実物と照合します。素材制作と広告配信の運用は別の作業です。広告成果は配信条件や商品・販売ページによっても変わります。

出典:AdCreative.ai公式サイト:広告素材生成

AdCreative.aiの機能・活用方法を見る →

BabyLoveGrowth.ai|集客記事づくりを、続けられる運用にする

商品選びに役立つ記事を増やしたいのに、制作・更新が止まっているサイトに。

BabyLoveGrowth.aiは、AIによる記事制作やサイトへの公開を扱うサービスです。WordPressなどへの公開に対応していますが、利用するサイト側の条件を確認して設定します。

活用例 たとえば扱う商品の『選び方』『使い方』『よくある疑問』を記事テーマにし、下書きを作成。店舗独自の知識や実際の写真を加えて、お客様の判断に役立つ記事に仕上げます。

人が確認すること 商品情報と体験談の事実確認、重複表現、公開先を確認します。AIで記事数を増やすことだけで、検索順位や売上が保証されるものではありません。

出典:BabyLoveGrowth.ai公式サイト:記事制作・公開機能

BabyLoveGrowth.aiの記事制作機能を見る →

Surfer|記事の構成と内容を、データを参考に改善する

記事はあるのに、どこを見直すべきか判断できないWeb担当者に。

Surferは、SEOやAI検索を意識した記事の制作・改善を支援します。Content Editorのガイドラインを参考に、構成や盛り込む情報を検討でき、AIによる執筆・編集にも対応します。

活用例 たとえば商品の選び方の記事を見直し、読者に必要な説明が抜けていないかを検討。自社の試用結果や写真を加え、一般論だけで終わらない記事に仕上げます。

人が確認すること 提案された語句を入れること自体を目的にせず、読者の疑問に答えているか確認します。検索順位やAIへの引用を約束するものではありません。

出典:Surfer公式サイト:コンテンツ制作・改善

Surferの記事制作・改善機能を見る →

Rank Prompt|AI検索で、自社がどう紹介されるかを調べる

ChatGPTなどで自社や競合がどう紹介されるのか、継続して把握したい事業者に。

Rank Promptは、AI検索の回答におけるブランドの言及や引用元を調べるサービスです。ここでは文章を生成する用途よりも、AIに紹介される側として情報発信を見直す用途に注目します。

活用例 たとえば見込み客が尋ねそうな質問を決め、自社と競合の紹介状況や引用ページを記録します。その結果から、商品説明や比較記事で補う情報を検討します。

人が確認すること 質問、対象言語・地域、測定日をそろえて比較します。一度の回答を固定の順位とは扱わず、条件による変化も含めて判断します。

出典:Rank Prompt公式サイト:AI検索の測定

Rank Promptの機能・活用方法を見る →

最初は、毎週繰り返している仕事を一つ選ぶ

導入候補を一度に増やすより、『何を減らし、どんな状態にしたいか』を一つ決めると比較しやすくなります。接客なら回答の準備、資料作成なら構成づくり、と対象を絞りましょう。

試す前に現在の作業時間と件数を記録し、導入後は修正や確認の時間も含めて比べます。接客なら誤回答や有人対応への引き継ぎ、記事制作なら公開できた本数と問い合わせへの貢献も見ます。AIが生成した量より、仕事が完了したかが判断基準です。

  • 使いたい場面と、入力に使う資料を決める。
  • AIが担当する範囲と、人が最終判断する範囲を分ける。
  • 少数の実例で試してから、運用範囲を広げる。

SaaSを組み合わせるときは、情報の受け渡しも設計する

たとえば問い合わせで繰り返し出る質問をまとめ、商品ガイドや記事のテーマに活かす。確定した商品情報を整理してから、説明資料の原稿に使う。こうした業務のつながりを考えると、単発の文章生成から、継続して役立つ仕組みに進めます。

ただし、ここで挙げたサービス同士がすべて自動接続されるわけではありません。手動で受け渡す方法も含め、公式の連携機能、必要プラン、データの形式を確認したうえで、無理のない方法を選びます。

自社の仕事に合う導入方法を、クラレボと整理する

クラレボでは、SaaSの紹介に加えて、導入設定や運用方法、必要なSaaS連携をご相談いただけます。『AIで何かしたい』という段階でも、いま手間がかかっている仕事と、実現したい状態から整理します。

ご相談時は、利用中のサービス、繰り返している作業、現在の月間件数をお知らせください。対応範囲を確認し、クラレボへ任せる設定と、お客様が用意する資料・確認作業を分けてご提案します。SaaS利用料とクラレボの支援費用は別です。

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公式情報・出典

情報確認日:2026-10-11。機能・提供条件は変更される場合があります。掲載した活用例は導入方法を検討するための提案です。

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